結婚式でのテーブルマナー

不安に思う人が多い、テーブルマナー

洋食正餐
結婚式に参列をする際に、ゲストが不安に思ってしまいがちなのが、テーブルマナーです。
日頃フルコースの料理なんて食べる機会が少ないと言う方も多く、どの順序で何を使えば良いのか、当日困惑してしまったという方も多いでしょう。

そんなテーブルマナーですが、まず抑えて起きたいのは、カトラリーの順番です。
ずらっと並べられたカトラリーですが、料理によってこれを使う、と言うのではなく、基本的には、一皿一皿、別のカトラリーが用意されています。

内側におかれた料理に対して、料理から一番遠い、外側のカトラリーから使っていけば、全ての料理を食べる頃に、カトラリーがテーブルからなくなります。
使い終わったカトラリーは、元に戻さず、食べ終わったらお皿の上に置いておいてください。
並行に揃えて、3~4時の方向におけば、食事が終わっているという合図になります。
まだ食事中という場合は、ハの形になるようにおきましょう。

大きな音を立てないように、静かに食べる

洋食のフルコースの基本的マナーとして、音を立てないように食べる、と言う物があります。
スープをすする際などにも、ズズッと音が出ないように、スプーンに乗せたら、スプーンごとぱくっと食べる気持ちで飲みましょう。

食べている最中もそうですが、カトラリーやお皿が合わさって、甲高い音を出してしまわないようにすることも注意が必要です。
食器とカトラリーが合わさる音は、非常に甲高く耳障りに聞こえますので、注意をしないと、周りにご迷惑をお掛けする可能性があります。

式の進行を妨げるようなこともありますので、取り扱いには十分注意が必要です。
また、お肉料理など、大きめのメインが来たときには、一口サイズにしっかりと切って、音を立てないようにぱくっと食べて下さい。

お皿に近づいてかぶりつく、と言うようなことが無いように、ある程度時間をかけて、ゆっくり味わうように食べていきましょう。

ナプキンを使って上手に食べましょう

食事中に、服が汚れることを防ぐナプキンですが、それだけではなく、置き方にもマナーがありますので覚えておくと便利です。

例えば、中座をする際には、ナプキンは畳んで椅子の上や背もたれにおいて置き、席を立つときには、テーブルの上に軽くたたんでおいておきましょう。

また、基本的には、ナプキンは二つ折りにして、折り目の方が手前に来るように、膝の上に置くことが基本となりますので、利用する際にはそうやって使いましょう。

このように、食事の際にある程度のマナーがありますので、結婚式に参列をする際には、事前に勉強しておき、恥ずかしい思いをしてしまわないように準備することが大切です。