悪天候の中の挙式

天候は意外と重要

水滴結婚式は日取りを半年くらい前から決めておくこともあり、ちょっとした都合が起きたからといって延期をしたり時間をずらしたりということはできません。
新郎新婦は少しでも自分たちの理想に近い式を挙げることができるようにかなり念入りなプランを練ることになりますが、そんな苦労ももしかしたら当日の様子によってはかなり影響を受けてしまうこともあります。

これまで結婚式を挙げてきた人たちの意見を聞いてみると、準備段階までは完璧だったのに当日のちょっとしたことのためにかなり残念な結果になってしまったという人もいます。
結婚式の良し悪しを決める大きな要因となってしまうのが、当日の天候です。

大雨や暴風雨

結婚式といえばゲストまでがみな普段は着慣れないような豪華なドレスアップをすることになるわけですが、そこへ大雨や暴風雨が重なるとかなり大変なことになります。
女性の場合には湿気のために髪の毛のまとまりが悪くなってしまったり、せっかくのドレスの裾や靴がびしょ濡れになってしまったり、また気圧の変化のためにひどい頭痛に見舞われてしまったりするからです。

ゲストだけでなく新婦さんにとっても、そうした悪天候の中では思う通りにメイクやドレスができなくなってしまいます。
さらに、チャペルでの式が終わったところで中庭で撮影などを予定していた場合にはそれもできなくなってしまいますし、チャペル出口で出迎え待機をする人たちも寒い思いをしてしまいます。

それどころか、遠方から出席する予定であった人が飛行機や新幹線が動かないために間に合わなかったなんてことにもなりかねません。
雨天での挙式となった場合には、参加者の方に気遣いをするとともに臨機応変にプランを変更できるように考えておいた方がよいかもしれません。

やっかいな花粉

また雨以上に大変なのが春先や秋口の花粉です。
新郎新婦が花粉症ということならまさか無理にそうした季節に外に出るということはないでしょうが、案外気が付かないのが新郎新婦に症状がなく、ゲストにはあるという場合です。
中庭でガーデンパーティーをするときなどは、時期によっては花粉がじゃんじゃんと舞い込んできてしまうことになるので、重い花粉症の人にとっては辛い思いをすることになります。

まさかドレスアップをしたところにマスクや防御メガネをするというわけにもいきません。
新郎新婦さんは挙式の時期によってはそうした屋外でのイベントは考えなおした方がよいかもしれませんね。