海外の不思議な結婚式

不思議すぎる習慣

海外挙式結婚式はその土地に伝わる風習による儀式が行われるものですが、海外においては日本ではとても考えられないような珍しい方法によることもあります。
中には「どうしてわざわざそんなことを?」と思ってしまうようなものもたくさんあり、そうした式に参加するとかなり強烈な思い出となって残ったりします。
海外で挙式をする人はいても、現地の人の結婚式に立ち会うということはそれほどない機会でしょう。
ですが海外旅行中に偶然にそうした式をしているところを見かけたら、ぜひともその様子を見てみることをおすすめします。
地域によっては正体しているかどうかに関わらず、その場にいる人に参加が促されるようなこともあります。

周囲巻き込み型の結婚式の例でいえば、英国・スコットランド地域に見られる卵やソースを新婦に投げつけるという挙式方法です。
なぜ新婦だけなのか、どうしてわざわざドレスを汚すようなことをするのかということは聞くだけ無駄というもので、単に地域の風習によるものです。
他にも、ドイツではパーティーで使用した食器などの陶器を叩き割るということを行うことがあります。
このようなあえて挙式の途中で新郎新婦に苦難を課すといった方法はバージョンを変えつつ各地に存在しているようです。

日本と海外の違い

また、結婚式へ招待する人についての認識も日本と海外とではかなり違いがあるようです。
日本においても最近は結婚後離婚となってしまうカップルは増えていますが、欧米地域においてはさらに頻繁に起こります。
ただし離婚が多い分再婚率も高く、生涯に何度も結婚と離婚を繰り返すということもよくあるようです。
そのため、結婚によって生じた人間関係はかなり複雑になっており、再婚をする欧米人との結婚となったときに違和感を感じる日本人も多いようです。
日本においては結婚は家同士のつながりを保つための方法という意識がまだ残っているため、離婚をするということは家同士のつながりも切れるということが常識です。
ですが、欧米においては個人主義的思想が強いため、結婚によって配偶者とのつながりは切れても、相手方の両親や兄弟などとは友人としてのつながりは続いていくということもよくあります。
再婚のための式に離婚した相手の家族を招待することもあるようで、そのへんの認識の違いから「本当に私と結婚するつもりなのだろうか?」という疑問を抱いてしまう人もいるようです。

風習の違いや価値観の違いを受け止めれば、珍しい挙式も楽しいものです。