迷惑なゲストたち

中には困ったゲストも

結婚式は本来二人の新しい門出を祝う大切な行事なのですが、そこに出席する人の全てがきちんと場をわきまえた行動をとってくれるとは限りません。
中には全く空気を読まずに振舞いをするような人もいたりして、ともすると悪い意味で忘れることができないような式内容になってしまったりします。
時間が経って笑えるくらいになればまだいいのですが、中には何十年たってもかなり苦々しい思い出として残ってしまうようなとんでもないお客さんがいたりします。
結婚式で顔を合わせるメンバーはその日限りで全く同じ人が集まるという機会はまずないことが通常であるので、そこでの恥はいつまでも広く残ってしまうことにもなります。

場違いなスピーチ

結婚式での苦い思い出としてよくあるのが、挨拶を頼んだ人が場違いなスピーチを始めてしまったというようなケースです。
特に新郎側がサラリーマンや公務員といった上司に気を遣う場所で働いているときには、本心ではそれほど親しくはないけれども便宜上お願いせざるを得ないということもあります。
そうした場合にマイクを握った年配の上司が、延々と二人とは全く関係ないような話をし始めたとなると場は一気にしらけてしまうことでしょう。
ありがちなのが、中小企業の社長さんなどで新郎の働き方についてはそこそこにあとは自社の歴史や自分のがどのようにして今の会社を作ってきたかということを自慢話エピソードとして話しだすといったことです。
ウソのようですが本当にこうしたスピーチをする方はかなり多いようで、「お前のことなんてどうでもいいよ!」と新郎側の友人などが思っているにも関わらず延々と長話をされたりすることがあります。

二次会ではしゃぎすぎる

騒ぐ若者達次によくあるのが、それぞれ招待をした友人たちが二次会でもないのにハメを外してしまうといったことです。
友人の中でも比較的早くに結婚した場合には招待する友人の多くは独身です。
結婚式の二次会というのは新しい出会いの場所としてもポピュラーであるので、つい調子に乗って新郎側の友人が式の途中から新婦の友人女性にちょっかいを出し始めるということもよくあります。
単に話しかけるだけならいいのですが、お酒が入ったことで調子に乗って体に触りだしたり不快なジョークを言うようになったりすると、場合によってはその場で大げんかが起こってしまったりします。

他にも余興の内容やスピーチ内容があまりにもブラックジョークすぎたり、スタッフの人を顎で使うようなゲストがいたりするというのも困りものです。