大遅刻をされてしまった

遅刻は厳禁

壁に掛けた時計
お祝いごとのめでたい席である結婚式では、遅刻は最もしてはいけないこととして厳しくマナーで禁止をされています。
ですがどこの世界にも時間にルーズな人というのはいるもので、大切な挙式にさえ平気で遅刻をしてくるような人もいたりします。

さすがに自分の家族や親戚の場合には緊張感はあるのかそれほど遅刻を頻繁にするという人はいないようですが、付き合いで呼ばれた友人などの中にはほんの些細な理由で遅刻をしてくるような人もいるので気をつけなくてはいけません。

通常結婚式や披露宴に参加する場合には、最低でも30分くらい前までには式場に入っていることが常識です。
あまりにも早過ぎる到着もまた迷惑に思われてしまったりしますが、1時間~30分くらい前の到着なら会場にも入れてもらえますし、ソフトドリンクなどを飲みながらゆっくりと他の参加者の方たちとの会話を楽しむことができます。

やむを得ず、どうしても遅れる時

しかし当日の気候状態や事故などによる交通麻痺が起こった場合にはやむを得ず遅刻ということもあるので、そうしたときには早めに式場のスタッフ宛の連絡を入れておくということがマナーとなります。

ある意味忘れられない結婚式・披露宴となるのがそうした遅刻者が出てしまうような場合です。
遅刻をする人にしてみれば「仕事だった」「前日疲れていた」というような言い訳はあるかもしれませんが、新郎新婦やその家族にとっても、また参加をするゲストにとっても遅刻者が出てしまうというのは決して気持ちのよいことではありません。

式がすでに始まっているのに扉を勝手に開いて入っていくなどというのは言語道断です。
もし式場に遅れて着いた場合にはすみやかにスタッフの人に声をかけて、できるだけ式の進行を妨げないようにそっと中に入るようにしていきたいところです。

実際にあったケース

これまで式場で管理をしてきた人の意見を見てみると、一番良くない例として記憶に残っているものの中に「受付を頼んだ友人が大幅に遅刻をしてきた」ということがありました。

通常の参加者が遅刻をするのも十分にマナー違反ですが、それが何か係を頼んでいた人となるともはや何もかける言葉もないほどの呆れ方になってしまいます。

ひどい場合には受付をお願いした新郎新婦の人格にすら疑いを覚えられてしまうようなことにもなりかねませんので、多少のトラブルがあっても必ず当日決まった時刻に式場につけるように本気を出して注意しておく必要があるでしょう。
結婚式を期に友人の縁が切れることのないようにしたいですね。