引き出物を決める

引き出物の選び方は?

引き出物は、結婚式や披露宴に参加してくれたゲストにお渡しする、一種のお土産のようなものです。
来ていただいたお礼を込めて引き出物をお渡ししますが、内容によっては迷惑になってしまう可能性が高く、相手に喜んでもらうことが出来るような品物を選ぶことが大切になると言えるでしょう。

選ぶ際には、このようなことに注意をすることが大切です。

日持ちがするかどうかは大切です。
食べ物などの場合、日持ちはするかどうか、要冷蔵ではないかどうか、長時間持ち歩いても傷んだりしないかどうかなど、時間がたっても食べても問題ないようなものかどうかを判断して選ぶ必要があります。

ゲストによって商品を変えることも意識しましょう。
結婚式に呼ぶゲストがあらまし決まったら、ゲストに合わせて引き出物を選ぶことも大切です。
例えば、参列者が中高年の男性が多いにも関わらず、女性用のコスメを渡してしまったりしても、使う用途がない方がほとんどですので、参列者に合わせて商品を決めるということも大切だと言えるでしょう。

持ち運びや保管の際に不便ではないかどうかを確認することも大事です。
あまりにも重い商品や、割れやすいような商品の場合など、持ち帰る最中に疲れてしまったり、誤って割って、ゲストがけがをしてしまう事態につながりかねませんので、注意が必要です。
また、貰っても迷惑になるような品(二人の顔写真入り食器など)は、迷惑になる可能性が高いので、出来るだけ避けるようにしましょう。

引き出物を買うスケジュールの例

このように引き出物を選ぶ際にはいくつかのポイントがありますが、実際に用意するまでにも、スケジュールを立てる必要があります。

まずは、ショップなどを巡って、どんな品物があるかをチェックし、ある程度候補を絞ることが大切です。
引き出物用のショップを紹介してくれる式場もありますので、必要に応じて相談をしてみましょう。

次に、参列者があらまし決まったら、参列者に合わせて品物をある程度ピックアップし、最終候補をいくつか絞ります。

そして、参列者の正確な人数が決定したら、正確な個数を、本注文をしましょう。
本注文後、ラッピングをされた状態で、直接会場に搬入してもらえる場合や、自分たちで持ち込まなければいけない場合がありますので、お店側や会場側と相談をして、前日までには引き出物を用意できるようにします。

引き出物は大体、半年前くらいから選び出して、一か月前にはオーダーが終わっている状態が理想的と言えるでしょう。

引き出物でのミスに注意

引き出物を選んだ後に、納品のミスや発注のミスなどでトラブルが起きるという新郎新婦も少なくありません。
納品期日が間に合わないというような非常事態が起きる場合もありますので、事前によく話し合いを行う必要があるでしょう。

スケジュールは出来るだけ余裕をもって、行動をすることが大切です。